診療案内
Medical information一般外来
もくじ
一般外来は、発熱外来の定義に該当しない方で、診察をご希望される方が対象になります。
原則はご予約制ですが、時間の15分前まで予約を取ることが出来ますので、当日でもお気軽にご予約下さい。
診療内容に関しては、小児内科+皮膚科がカバーする疾患領域になります。小児内科の得意分野である「感染症」「アレルギー」に加えて「皮膚疾患」については、お子様以外もご利用いただけます。また妊娠中・授乳中のお母様の症状・お薬のご相談も承っています。
なお、当院の発熱外来の定義に該当される方は「発熱外来」、ワクチンの方は「予防接種」、乳幼児健診は「乳幼児健診」のご予約をお願いします。
また「ご相談外来」という、クリーンタイム中にある程度の時間が確保できる枠を設けています。こちらは例えば、産まれて間もない赤ちゃんのご相談や(クリーンタイムなので風邪や熱の子が原則いません)、少し内容が複雑でしっかりとお話しをされたい方などにご利用頂ければと考えております。

一般外来はプライマリーケアとして、日常的な健康に関するお悩み全般についてご家族の皆様をサポートする窓口ですので、ちょっとしたことからでもお気軽にご相談ください。
症状と疾患領域
当院で診療することが多い主な疾患をまとめました。
まず緊急性が高い疾患の代表例、つぎに症状ごと・疾患名ごとに解説をさせていただきます。(順次、文章を追加していきます。)
どんな病気でもそうですが、病気には基本的なパターンがあります。この先何日ぐらいでどういう症状が出るのか、どういう合併症があるのか、治療法は何なのか、などです。
また基本パターンから逸脱・増悪する場合や、そもそも診断名が定まらずいくつも病気の可能性を同時に考えながら治療にあたることもあります。
そうしたとき、お子様ご本人の“余力”と、使える“リソース”を考慮し、さらに“最悪の状況”を想定しておくことが大切だと考えています。
当院では診察時に、病気の基本的なパターンと再診の目安を、なるべくコンパクトにお伝えするよう努めています。外来の短い時間で、全ての可能性をお伝えすることは難しいですが、基本パターンを知っていただく事で、それ以外の場合は受診、という判断を下していただきやすくなる、と考えています。また最悪の状況を知っておくことも重要で、知ることで漠然とした不安が解消され、逆説的に安心に繫がると考えています。
小児医療は、どうしてもお世話される方々のご協力無しには成り立ちません。その意味で私たちは小児医療を、お世話される方々を含めた「チーム医療」だと考えています。またそのために正しい知識を持っていただくことは医療者の責任の1つだと考えています。
以下の文章を全て読んでいただいたとしてもそれだけで診断と治療方針が下せるという訳ではありませんが、より適切なお子様の病状の看かたを身につけ、医師から説明されたことをより深く理解する一助になればと思います。
緊急性が高い症状・疾患
小児科で直面することのある、緊急性が高い症状・疾患の代表例です。
- 窒息(誤嚥、うつぶせ寝、溺水)
- 誤飲・中毒
- アナフィラキシーショック
- 熱中症
- 頭部打撲
- けいれん
- 腸重積症
- (♂)精巣茎捻転
- 髄膜炎・脳症・脳炎
- 心筋炎
- 怪我
- やけど
- 肘内障
症状別の分類
症状ごとに、「日常的に多い症状」 、「新生児〜乳幼児期に多い症状」としてまとめました。
日常的に多い症状
日常的に小児科・皮膚科で多い症状をまとめました。
- 発熱
- 呼吸が苦しい・咳込み・ヒューヒュー
- 呕気・嘔吐
- 腹痛
- 怪我
- やけど
- 虫さされ
- 湿疹・発疹
- じんま疹(蕁麻疹)
- 便秘
新生児〜乳幼児期に多い症状
新生児期〜乳児期に多い症状をまとめました。
- 夜泣き
- 口の中の白いカス
- 体重増加不良
- 運動発達の遅れ・癖
- 精神発達の遅れ・癖
- 食物アレルギー
- アトピー性皮膚炎
- 乳児湿疹
- おむつかぶれ・皮膚カンジダ症
- 苺状血管腫
- 単純性血管腫
- サーモンパッチ・ウンナ母斑
- カフェオレ斑
- 脂腺母斑
- 頭の形・向き癖
- 斜視・偽性斜視
- 臍ヘルニア
- 発育性股関節形成不全(先天性股関節脱臼)
- (♂)包茎
- (♂)停留精巣・移動性精巣
- (♂)陰のう水腫
- (♀)陰部の形が変・色が黒い
- 早すぎる歯(魔歯)・歯茎の白いもの(真珠腫)
- 皮膚の青あざ(母斑)・赤あざ(血管腫)
- 皮膚の小さな盛り上がった部分(副耳、副乳)
病名グループによる分類
分野別に「感染症と発熱性疾患」・「アレルギー疾患」・「小児の慢性疾患」・「皮膚疾患」・「骨・関節の疾患」の代表的な疾患をまとめました。
感染症と発熱性疾患
感染症は当院で一番多い疾患分野です。お子様以外もご利用いただけます。
当院では特にこの分野に注力し、施設面から感染対策を行い、神奈川県と「指定感染症等に係わる医療措置協定」を結んでいます。
感染症治療は、対象が細菌かウィルスかで大きく異なります。細菌であれば抗生剤で徹底的にたたく必要がある一方、ウィルスの多くは自然にいなくなるので、治療はそれまで症状を和らげる対処療法が基本になります。
感染症にも基本的なパターンが存在しますが、乳幼児、とくに生後3ヶ月未満のお子様は症状の予測が立てにくく、変化のスピードが早いです。そのため、短い間隔でのご受診をお願いすることがしばしばありますことをご了承下さい。
| ⒈感染症へのアプローチ | ⒉部位別感染症 | ⒊原因別感染症 | ⒋発熱性疾患 |
|---|---|---|---|
| 感染症についての概論です。 | 身体の部位ごとの感染症をまとめました。 多くは細菌感染です。 | 病原体ごとに感染症をまとめました。 ウィルス/細菌どちらもあります。 学校などをお休みする期間については、 「学校感染症について」をご参照ください。 | 熱が出るのに感染症ではない/ 感染だけでは説明が付かない疾患について まとめました。 |
| ・感染症治療の考え方 ・経路別の感染対策 ・感染症カレンダー ・感染症別潜伏期間/有熱/有症状期間 ・感染症罹患時の飲み物と食べ物 ・感染症罹患時の入浴 | ・上気道炎/気管支炎/肺炎 ・咽頭炎/喉頭炎/扁桃腺炎 ・中耳炎 ・副鼻腔炎 ・結膜炎 ・胃腸炎 ・膀胱炎/腎盂腎炎 ・とびひ ・蜂窩織炎 ・化膿性股関節炎 ・髄膜炎/脳症/脳炎 ・心筋炎 ・菌血症/敗血症 | ・インフルエンザ ・新型コロナウィルス ・溶連菌 ・プール熱(咽頭結膜熱) ・はやり目(流行性角結膜炎) ・ウィルス性胃腸炎(ノロ、ロタ、アデノなど) ・RSウィルス ・ヒトメタニューモウィルス ・マイコプラズマ ・百日咳 ・水ぼうそう(水痘)/帯状疱疹 ・おたふくかぜ ・突発性発疹症 ・手足口病/ヘルパンギーナ ・りんご病(伝染性紅斑) ・ギアノッティ症候群 | ・川崎病 ・高サイトカイン血症 ・周期性発熱/PFAPA/習慣性扁桃腺炎 |
アレルギー疾患
アレルギーも多くの方が悩まされる分野で、当院も力を入れて診療を行っています。お子様以外もご利用いただけます。
アレルギーは年齢によって様々な症状が出ます。またご家族のアレルギー歴もご本人様のアレルギー症状と大きな関係があります。
当院では赤ちゃんの“アトピー性皮膚炎”、“食物アレルギー”から、主に3,4歳以降に目立ってくる“気管支喘息”、“花粉症”、さらに大人で発症することもある“薬剤アレルギー”まで、それぞれの症状とご年齢やごご家族の情報も考慮した上で、適切と思われる治療・指導をさせていただきます。
また指先からの微量採血で41項目のアレルギー物質の検査が出来る“ドロップスクリーン”や、スギ・ダニに対する舌下免疫療法の導入も保険診療で行っていますので、お気軽にご相談下さい。
- 食物アレルギー
- アトピー性皮膚炎
- 気管支喘息
- じんま疹(蕁麻疹)
- スギ花粉症/通年性アレルギー性鼻炎
- (接触性皮膚炎)
- 薬疹
小児の慢性疾患
慢性疾患は経過が長い疾患という意味ですが、分野別に、「内分泌疾患」「消化器疾患」「心身症」「神経疾患」「発達障害」「心疾患」「代謝疾患」など多岐にわたります。そのうちの一部ですが、クリニックの外来でフォローや鑑別することが多い疾患をまとめました。
身近なプライマリーケア医としてしっかりと寄り添ったフォローをさせていただき、必要に応じて、高度医療機関と連携しながら、ベストな医療を模索していこうと考えています。
- 夜尿症
- 便秘
- 頭痛
- 起立性調節障害
- 過敏性腸症候群・機能性ディスペプシア
- 不眠症
- 低身長
- 高身長
- 肥満
- やせ
- チック
- てんかん
- 落ち着きがない
- こだわりが強い・感覚が過敏
- 自己免疫性疾患・膠原病
皮膚疾患
「皮膚疾患」は“縫わない”・“大がかりな機材を使用しない”・“専門的ではない”一定レベルの診療を行っています。ニキビやいぼ、アトピー、やけどなど、お気軽にご相談頂ければと思います。皮膚疾患も内臓疾患と同じく、放置すると悪化するものもありますので、気になったときに一度診させていただき、適切な方針を立てることが大切だと考えております。
- 乳児湿疹
- おむつかぶれ・皮膚カンジダ症
- 手湿疹
- 汗疱性湿疹・水虫(足白癬)
- とびひ
- 蜂窩織炎
- いぼ(ウィルス性乳頭腫)・うおのめ
- 砂かぶれ皮膚炎
- 苺状血管腫
- 単純性血管腫
- サーモンパッチ・ウンナ母斑
- カフェオレ斑
- 脂腺母斑
骨・関節の疾患
骨や関節の疾患で小児科医がよく出会う・鑑別する疾患です。ただ骨折が疑われる場合は整形外科をご受診されることをお勧めします。
- 肘内障
- 成長痛
- O脚
- 頭の形・向き癖
- 発育性股関節形成不全(先天性股関節脱臼)
- 化膿性股関節炎